iMac Proに似合うBluetoothキーボードを探す旅 / Kanex MultiSync Premium Slim Wireless Bluetooth Keyboard

デザイン良し！質感も良し！タイピングもしやすい！

今回購入した「Kanex MultiSync Premium Slim Wireless Bluetooth Keyboard」は、パッケージも質感・材質もしっかりしており、$55.81（日本円で5,835円・9/19現在）にしては、非常に満足度の高い商品である。

正直、１万円以下のキーボードに対して期待もしていなかったので冒険的な買い物だったが、期待を裏切る良い商品で、デザインの良さもさることながらタイピングのしやすさもバッチリ。

タイピング音は無し、キーストロークも程よい

しっかりとしたキータッチで音はしない。Apple純正キーボードよりもタイピングの感触も良い。キーピッチも程よく、コンパクトキーボードにありがちな、タイプミスも殆どない。
キーストロークも浅すぎず深すぎずで、この価格帯のキーボードにしては珍しくタイピングもしやすい。ボタンの角丸がやや大きいのもミスタイプを防ぐ要因の一つだとも思う。

基本機能は十分

Bluetoothキーボードの機能はどこの商品も似たり寄ったりではあるが、この「Kanex MultiSync Premium Slim Wireless Bluetooth Keyboard」は4台までのペアリングが可能で、環境を切り替えて使うのにも良い。
キー配列も良く、変な場所にキーがあったりもしない。注目すべきなのは右上に「Del」ボタンがあるのは嬉しいポイント。

不満点はもちろんある

絶賛気味だけれど、もちろん不満点もある。
使い始めて１週間位経ったので、実際に仕事に使ってみての不満点もいくつか掲載しておこう。

×パッケージの色と実際の色が違う

外箱のパッケージに掲載の色味と実際の色味に結構違いがあり、これが惜しい所。僕はiMac Proユーザーなのでシルバーは基本選択肢から除外している。通常のiMacなら良いバランスでカッコ良いのではないか？いや、このカラーであればMacProと相性抜群ではないかと思った次第。

×充電ポートがmicro USB

発売時期がちょっと前というのもあってか、充電ポートがUSB Type-Cではなくmicro USBというのが不便なところ。今回はデザインとテンキー無し、iMac Proとの相性を重視していたので、あまり気にしていなかったが、やっぱりちょっと不便。

△電池持ち悪いかも？

比較的どこのメーカーのBluetoothキーオードも時間を気にしなくても良い感じではあるのだが、テンキーレスで本体サイズが小さい影響か、バッテリーの持ち時間が短い。夏べくバッテリーの消費をしないようにキーボードのバックライトはOFFにして使っている。

△Bluetoothの受信レベルが弱い？

これは当方の設置環境によるものかも知れないので、なんとも言えないところだが、ここ数日良くBluetoothの接続が切れることが増えた。買ってから３〜４日は気にしてなかったのに、この３日間はやたらこの症状が目立つ。

fnが左から二番目の理由

この手のコンパクトキーボードの場合「fn」は一番左下にある事が多いのだが、このキーボードは一番左下に「Control」キーがある。
当方の勝手な解釈かも知れないが、これはWindowsマシンとの共存をしやすくするためではないかと思った。

現状Windows10で使用する際は、キーボードの入力を変更して、Macのコマンドのキー部分にWindowsの「Control」を割り当てているので特段不便ではないけれど、滅多に使わないfnがあるよりは良い。

色味の違い以外は全部許容範囲内！善は米Amazonに急げ！

年間、最低5種類はキーボーを買っているが、ここまでデザイン性や操作性の良いものは少ない。
良いものであれば長く使うのだが、どの商品も何かしらの弱点があっていつも気がつけばPCキーボードばかり探している日々。

また、どんなに良いものを見つけても大抵が１年以内に生産終了となってしまい、入手が出来なくなるのが中華製の弱点と言っても良いだろう。
なので気になった方は、販売終了や在庫終了になる前にゲットしておいた方が良いだろう。（スペースグレーでType-Cのを出してくれれば、僕もあと２つは買う）Kanexさん、お願いしますっ！！